田丸 節郎  たまる せつろう  1879,盛岡生  1944,8,5 東京没
 化学者・理博
田丸卓郎の弟。一高を経て1904年東大化学科卒。1909-17年ハーバーの下でアンモニア合成の研究に携わり、1917年理研設立の陰の功労者。19129年東京工大教授、退官後名誉教授。物理化学的工業化学の分野の研究を行う。子供の謙二は同じく化学者で東大教授。 
櫻井錠二との関連
1904年東大化学科卒/理研設立功労者/東京化学会会長
 田丸 卓郎  たまる たくろう  1872年 岩手県生  1932,9,22 東京没
 物理学者、理博
南部藩士田丸十郎の次男。一高を経て1895年東大物理学科卒。五高教授、京大理工学部助教授を経て、1900年東大助教授。1901年物理学研究のため、ドイツ留学、ハイデルベルグ大学に学び、1905年帰国。1907年東大理学部教授となり、理論物理学学第ニ講座を担当した。1916年航空学調査委員、1923年航空研究所長事務取扱。航空力学のの研究のほか先輩田中館愛橘と共に「日本のローマ字社」を興し、「ローマ字世界」を発行、
櫻井錠二との関連
櫻井錠二推称するヘボン式に対し日本式綴り方を主張した。1930年文部省臨時ローマ字調査会委員となる。
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